TM018. セキュリティー(鍵)ランプ点灯、これは一体?

タンクダッシュのセキュリティーインジケータ(鍵マーク)が点灯したら、それはモジュールのエラーコードが発生したとき。エラーコードを車体で確認するには以下の手順を実行する。

1.イグニッションをオフ、RunスイッチをRUNにする

2.オドメーターのリセットボタンを押し込んでホールドする

3.そのままでイグニッションをONにしてリセットボタンから手を離す。液晶のバックライトが点灯し、スピードメーターの針がぐるりと回転、各種インジケーターランプが点灯し、液晶に「diag」が出現する。

4.オドメーターのリセットボタンを一度押すとメニューが現れる。”PSSPt”(最初のPが点滅)

5.それぞれの文字は診断するエリアを表している。エリアを選択すると対応する文字が点滅する。一つ隣の文字を選択するには、オドメーターのリセットボタンを一度だけ押す。最後の”t”の次は最初の”P”に戻る

文字診断エリア
PECM/ICM [EFI]Ignition Control Module [キャブ]
Sウィンカー/セキュリティーモジュール
SPスピードメーター
tタコメーター

6.リセットボタンを5秒長押しして離すと選択中の診断エリアのエラーコードを表示する。何もない場合は”none”。リセットボタンを押すと複数のコードを閲覧できる。

7.エラーコードを記録する

8.エラーコードを消去しない場合、リセットボタンを一度押すとモジュールの品番が表示される。

注:エラーコードを消去するにはリセットボタンを”clear”と表示されるまで5秒以上長押しして手を離す。解決しているエラーについては一度クリアを実行すると再度(1~9を繰り返しても)表示されることはないが、消去したエラーコードが再度表示される場合は、コードが表している問題が現在起こっていると判断する。

9.リセットボタンを一度押すと次の診断エリアに進む

10.イグニッションをOFFにして終了する

次回は「エラーコード一覧」です。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です