純正グリップヒーター

グリップヒーターを取り付けてみた。

配線の取り回しがとても面倒だった。グリップヒーターの電源への配線は合計3本。

1) アース(-)はシート下のボルトに接続。
2) 電源(+)は、あらかじめシート下に用意されている同形のソケット(+)に接続する。
3) ヒューズボックスにヒーター用のヒューズを増設する。(端子とヒューズはキットに付属)

最大の難関はヒューズボックスの作業。空きスロットにヒーター用ヒューズを増設する場面。マニュアルではECMのキャディーからヒューズボックスを引き抜き、その裏側に端子を差し込んでスロットを増設することになっている。しかしヒューズボックスはどうやっても手前に引き抜くことができなかった。

↓ ヒューズボックスがどうやっても引き出せなかった。

↓ アースを接続。バッテリーケースの裏側に位置している。

結局、ヒューズボックスは引き抜かずそのままにして、バッテリー側(車体の反対側)からヒューズボックスの裏に直接アクセスすることに。

バッテリー側に座り込んで、車載工具の細長い(-)ドライバーの先にヒューズの受け端子を引っ掛けて狙いを定めた。的は車体の反対側にあるヒューズボックスの裏の3ミリ角ほどの穴。ソロ~リと押し込む。その穴は、小さいわ、遠いわ、暗いわ、狭いわ、でもなんとか挿入できた。そのスロットにはキット付属の2Aヒューズを取り付けた。

グリップは太さが細いものを選択。握った感じ、太さはノーマルのグリップと変わらない。ハンドルからの配線はメーターの下をくぐらせてシート下に取り回した。グリップは完全に温まるまで5,6分かかる。しかし厚手のグローブでも熱が直接伝わってくるほど強力。気温7度の街のりなら目盛りは最小で充分温かかった。

品番 56196-03C
価格 $ 185

次回は「TM044. チューナー情報 ~ DYNOMAN 野口商会」です。

「純正グリップヒーター」への11件のフィードバック

  1. 純正ヒートグリップ
    直輸入だと安いですね。
    ただ、HDコミュニティーの掲示板では
    壊れやすいということで盛り上がってますよ。
    (まあ、師匠なら何かあっても自力でテスター
     あてたりして直されるでしょうが)

  2. Unknown
    そのあたりのリスクはどうも噂どおりの代物のようですね。壊れるってのは聞いたことあります。あまり深く考えてませんでした。。。でも、最近この経済危機のことをかなり深く考えるようになりまして、国債や生命保険を買うよりかははるかに安全だと思い購入しました^^;
    完全にコメントがズレてますね。スミマセン・・・

  3. Unknown
    あのヒューズボックスは爪の掛かり方がわからないと抜けませんね^^; 僕は米ドルユーロ豪ドル分散で行く方ですw 

  4. Unknown
    取説には「ボックスの下の穴に小さなドライバを差しこんでボックスを引き抜く」とあったのですが、ドライバ差して「何」を「どう」やるのか説明がなかったので困ってしまいました。。

    日本の公的債務がいくらって話を聞いたとき、今パーツ買わないとダメなような気がしました(^^;

  5. 大変でしたね,,
    終わってしまってから書くのもなんですが
    フューズボックスの外し方ですが精密ドライバーだと細すぎて中の爪が広がりません。
    マイナスの細い長いといっても10cmくらいの長さがあれば充分ですが中に差し込んで少し上下にこじって上げます。たしか2か所あったかな?
    最初はかなり固いというのも,裏側からコネクターが刺さっているのとまとめているコードがかない太くて固い感じがしました。
    少し浮きがでてくれば後は差し込みごと抜けます。
    キャデイーの上二本とセンターに一本細いボルトが入っているのでそれも先に外してあげると楽に動きがでます。
    次回はお試しください。

    純正ですか、、いいですね,,
    ハンドルに加工はいらなかったのですか?
    僕のはヒートデーモン(クリヤキン)のを2年ほど前に取り付けました。こちらは配線を通す5mmほどの穴をあける加工が必要でした。
    これも結構効きます。4段階ですがLEDの点灯で夜はディマー切り替えでまぶしさを軽減してくれます。

  6. アドバイスありがとうございます。
    つめがあるんですね。訳がわからずグリグリとやりまして、手持ちの(-)ドライバーを2本へし曲げたてしまい困ってしまいました。

    次にキャディーごと取り外そうと思いましたが、コイルやECM含めてケーブルがたくさんあって大変そうなので、これも断念してしまいました。

    順序が逆だったようですね。先にキャディーを緩めて、硬いヒューズボックスのツメを広げる、ってことですね。ハンドルに加工は必要なかったです。スロットル側からクラッチ側へ配線はバー中通し。ハンドルバーから電源まではバーの下の既存のクリップに挟み込むだけで穴をあける必要はありませんでした。

    取り付けて本当に良かったです。高速道路では確かに多少冷えますが握力がなくなるほどかじかむことはなくなりましたから。

  7. 情報ありがとうございます。

    Unknown
    おかげさまで私のダイナにも取り付けることができました。
    ところが温まりません。。。
    配線はちゃんと接続して、テスター上ではアクセサリーのオレンジの線も常時の赤い線も12Vが来ているのですが。。。

  8. Re:
    https://www.hdforums.com/forum/touring-models/1148051-heated-grips-troubleshooting.html

    上の記事、グリップヒーターが正常に機能しないときの操作手順が紹介されています。それによると考えられる原因は5つ。(Possible Causesの欄)

    1アース側の断線
    2電源側の断線
    3電源側→アースへの短絡
    4右グリップの故障
    5左グリップの故障

    これらを検証するための手順がその下にかかれています

  9. 補足
    あと、「純正グリップヒーターの内臓のコントローラは、短絡などの異常を検知すると自動的に機能停止するように作られている」と、どこかの掲示板に書かれてました。グリップヒーターのコントローラをリセットするにはバイクのキーシリンダーを操作して電源をOFFにして、またONにする必要があるそうです。

    たとえば接触不良を修理するなどしたあとは、このキー操作をしないと正しく動作検証ができないそうです。

  10. できました!
    ご丁寧にありがとうございます!
    左グリップの直前までは12Vとマイナスが来ていて簡易テスターでも認められるのに、ということでグリップの故障かと落ち込みながらも外したら、左右グリップをつなぐケーブルが外れていました。
    しっかりビニールテープを巻いていたつもりでしたが駄目だったようです。
    解決いたしました。ありがとうございました!

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