マフラー交換してから300kmほど走行してマップの補正データを確認してみたところ、フロント・リアシリンダーともに3000回転以下で薄くなる方向で補正が加えられていた(下図)。
一方、3000回転から上ではガスが濃くなる方向で補正が加えられていた(下図)。
ある部分で濃い方向で補正したということは、その部分の燃調が薄かったということ。燃料噴射量は以前と同量と仮定すると、空気の吸入量が増加したことで薄くなったと想像できる。その分、抜けがよくなったと言えると思う。
「スーパートラップ2in1が充分な排圧をかけて低速の充填効率を高めつつ、中高速では逆に抜けをよくすることができる」と言ったミントンさんのお話を思い出した。
新しく記録されたオフセットの移動幅は10%だった。マップの最大補正幅(10%)を振り切っているため、補正幅を広げてやるか、オート・マッピングを実行する必要がある。さっそく、TMax Control Center を開いてAutoMapを実行した。
理論的にはこの手順を繰り返していくうちに燃調は合ってくるはず。しかし、同時にFuel Flowカーブが蛇行してマップが乱れる傾向がある。オートマッピングのあとは、できるだけ画面を見て美しい軌道を描くよう想像力を働かせながらカーブを整えてやる必要があると思う。
スパトラの音については賛否あるとおもいますが、僕は大満足です。住んでる場所が住宅街なので騒音はできるだけないほうがいいですが、やっぱりそれらしい音がするほうがワクワクが増えますー!
カメラ: SONY HDR-CX270V