オイルチェンジのときに、オイルラインに残っている大量の汚れオイルを抜き取るツール「オイル・チェンジ・スカベンジャー」を使ってみた。
使い方のメモ(06以降のダイナの場合)
2)新しいオイル2クォートを入れる。
3)オイルディップスティックのネック部分を取りはずす(06ダイナの場合)。
4)ケース内部のオイルリターン穴に専用のパイプを差してボルトで固定し、その先端にビニールホースを取り付ける。(写真1)
5)オイルフィルターをはずして付属のスカベンジャープラグを取り付ける。(写真2)
6)エンジンをかけると、オイルリターン穴から汚れたオイルがどばどばと出てくる。(写真3)
7)きれいなオイルが出てきたらエンジンを止め、オイルリターンのパイプをはずしフィラーネックを取り付ける。
8)ディップ・スティックで計りながら必要な量のオイルを追加。
9)スカベンジャープラグを取り外し、新しいオイルフィルターを取り付けて出来上がり。
<↓写真1>オイルディップスティックのネック部分をはずして、オイルリターンホールにパイプを装着したところ
<↓写真2>オイルフィルターをはずして、その場所にスカベンジャープラグを取り付ける。フィルターに向かってきたオイルをそのままオイルラインへ送り戻す構造となっている。少し硬めに回して固定したら、その後、手の力だけで取り外すのに大変な苦労をすることに・・・。
<↓写真3>エンジンをかけるとオイルラインの汚れオイルがどばどばと出てきました。この間、油圧が下がることはなく潤滑が切れることもないと説明されている。
使いかたはモデルによってぜんぜん違う。
06以降のDynaはこんな感じ
そもそも、こんなことしなくても普通のオイルチェンジやってればエンジンは調子よく回るとも正直思う・・・。
メーカーの説明では、汚れオイルが新しいオイルの劣化を進めるという。・・・そうかもしれない。また「オイルをよりクリーンな状態にしておくことが単に道理にかなっている」という他は、オイルポンプの働きを実際に目で確認することができる。これらが、このアイテムの実質的な部分だけど、オイルチェンジの「面倒くささ」を覆い隠すほどの利点なのかどうか。
たとえば、メーカーの説明にはないが、オイルディップのネックを外した状態(06以降のダイナの場合)でエンジンをかけると、そこから霧状のオイルが飛び散るし湯気は立つし。。その内部から聞こえる生のエンジン音はかなり怖い。タオルか何かで覆うなどしたほうがいいです。
どうであれ、ほんとオイルチェンジって気持ちいいです。そういう面倒を通り越したところにある「自分で手入れする楽しさ」とか、沸いてくる愛着がプライスレスってことが真に大切なことだとすると、そこんところはポイントが高いアイテムでした。
<購入情報>
商品名:オイルチェンジ・スカベンジャー
開発・販売元:Rogue Chopper llc.
品番:RC160 ’06 up DYNA用
価格:$119.95
US国内送料:$8.99
国際発送:$11.00
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計)13,379円 ウェブサイトからMastercardで支払い
■ Oリングとフィルターはディーラーにて購入
・O-RING, DRAIN PLUG (品番11105) ・・・ 130円
・OilFilter Black (63731-99A)・・・ 2270円
・類似商品もあります。
http://www.jpcycles.com/productdetail.aspx?PID=741-326
http://2armcyclestore.com/catalog/product_info.php/products_id/54
次回は「Tmax Control Center」です。
Unknown
車だとドレンから抜いた後にちょっとだけセル回してもう少し出すって手法がありますね。
交換したオイルを捨てるのがめんどくさくて、もうディーラーまかせっきりです^^;
なるほど
こんにちは!
なるほど。セルを使うという手は気がつかなかった!プラグ抜いてセル回せば、汚れオイルは出てきますね。情報ありがとうございます。ディーラーでは汚れオイル抜いてるといってました。
OIL交換をしました
いろいろなOILを試してみました。
秋になって涼しくなってくると始動が重い感じが気になってきます。シンセティックオイルに交換しました。若干軽い始動が得られるような気がします。ネットで調べていくうちにAMSOILというメーカーに行き着きました。たまたま、レースに出ている人と懇意になり評判もよさそうなので冬に向かう交換時期として選んでみました。
スカベンジャーはきれいに内部まで洗浄してくれそうですね。
フラッシング代わりに安いコストコのオイルで300キロほど、走り交換してみました。
これならそんなに懐も痛まないかなとおもいました。